育休中の副業で育児休業給付金がどうなるのかについてまとめました。
育児休業給付金は子供が生後6か月になるまでは、67％もらえますが、それを過ぎると50％しかもらうことができません。そのため、育休中は元の給料よりもらえる金額が減ってしまいますよね。
という方も多いのではないでしょうか。でもちょっと待ってください。育休中の副業をしながら給付金を満額もらうには条件があるんです。
せっかく副業でお小遣いを稼げても、給付金が減ったのでは意味がないですよね。ここでは副業しながら給付金を満額もらえる条件をまとめています。
この記事はこんな方に読んで欲しい記事です。
・産休中・育休中に副業がしたい
・給付金を満額もらいながらお小遣い稼ぎをしたい
・育休中の副業をする場合の注意点を知りたい
育児休業給付金が元の給料と比べて実際いくらもらえるのかについてはこちらの記事を参考にしてください。
育休中のボーナスについてはこちらでまとめています。
すぐに読める目次
そもそも育休中の副業はしていい？
これは問題ありません。ただし、産後８週間は原則として働いてはいけないことになっています。
医師が支障がないと認めた場合に限って、産後6週から働くことはできますがこの場合、産後56日までもらうことができる出産手当金がもらえなくなってしまうので、注意が必要です。
産後8週間はもちろん副業もNGです。出産でボロボロになった身体をゆっくり休める期間にしましょう。
もし産休・育休中のあなたが副業を考えているのであれば、産前もしくは産後8週以降にすることをおススメします。
育休中の副業は育児休業給付金がもらえない？
実は育児休業中に働く場合は、もともと働いていた会社で働く場合と、別の会社（いわゆる副業）で働く場合で、制限が変わってきます。
もとの会社で働く場合は働く時間と稼ぐ金額に注意！
そもそも育休中なのに、もとの会社で働くなんてできるの？と思いますよね。実は条件を守れば、給付金を受け取りながら部分的に仕事することができます。
元の会社で育休中に働く場合は、月80時間以内で仕事をする必要があります。月80時間を超えると育休とはみなされず給付金が支払われなくなってしまうので注意が必要です。
また、育休中の収入と給付金の合計が元の収入の80%を超える場合は、超えた分が給付金から減額されます。
こちらについてはどういうことなのか具体的にみてみましょう。
具体例
- 育休前の収入:30万円
- 育休前の収入の80%:24万円
- 給付金:20.1万円（元の収入の67%）
この場合、もし元の会社で育休中に働いた分の給料が5万円分だった場合、20.1+5=25.1万円（給付金+働いた分）＞24万円（元の収入の80%）となり、超えた1.1万円分が給付金から減額されてしまいます。
つまりもらえる給付金は20.1万円-1.1万円=19万円となってしまうんです。これではせっかく働いた分が給付金から減額になってしまい、なかったことになってしまいます。
別の会社で働く場合は働く時間のみに注意すればOK
ところが別の会社で副業をする場合（雇用保険の被保険者になっていない職場で働く場合）は、上記で説明した金額の上限80%のルールが適用されません。
つまり、上限額を気にすることなく働く事ができます。ただし、労働時間は月80時間以内である必要があります。
こちらについては間違った解釈をしている記事も数多く見受けられましたので、注意してください。実際にハローワークに問い合わせて確認したので、間違いありません。
・ブログやアフィリエイトで稼ぐ
・クラウドソーシングで文章の作成をする
などの副業であればいくら稼いだとしても給付金を全額受け取る事ができます。別の会社であれば金額を気にしなくていいのはありがたいですね。
会社によっては副業を禁止しているので注意
とはいえ、会社によっては副業を禁止しているところもあります。理由としては本業に影響が出ると困るからというところが大半のようですね。
場合によっては副業をしていたことで、厳しく罰されてしまう場合もありますので、注意が必要です。
自分の会社の就業規則をしっかりとチェックしましょう。
特に公務員などは法律で副業が禁止されています。ところが最近公務員の副業を認めるような自治体も現れ始めていますので、時代の流れが変わってきていますね。
育休中の副業は在宅ワークがおススメ！
育休中は子供がまだ小さく、なかなか自分の自由になる時間が少ない人が多いと思います。
子供がお昼寝をしている時などのちょっとしたスキマ時間でお小遣い稼ぎをするなら、在宅ワークがおススメです。
在宅ワークであれば、まだ小さい子供と一緒に過ごす事ができて、何より自分の好きな時間に調整して働く事ができます。さらには仕事の量も自分でコントロールすることができます。
わたしがおススメする在宅ワークはこちらです。
- これは抑えておこう！鉄板のクラウドワークス
- 今すぐ1万円以上をゲットしたいならA8.net
- ライティングが得意ならサグーワークス
- お得にいろいろ試したいならトクモニ
- 色々な種類の案件を見たければクラウディア
- クラウドソーシングの鉄板ならBizseek（ビズシーク）
- アンケートでお手軽に稼ぎたいならi-Say（アイセイ）
- 主婦のための求人サイトはママワークス
こちらであげている育休中の副業在宅ワークについて詳しくはこの記事でまとめていますので、気になる方は読んでみてください。
もしあなたが育休からの復帰について「保育園にいれるかどうか」「時短かフルタイムか」などで、迷われている場合はこちらを読んでください。
育休中の副業と育児休業給付金まとめ
いかがだったでしょうか。育休中でも条件さえ守れば、給付金を全額受け取りながら、副業をすることができます。
育休中で減ってしまった給料を少しでも稼ぐことができたらうれしいですよね。
・育休中は働いても良い
・もといた会社で働く場合は、月80時間以内かつ給付金と合わせた額がもとの収入の80%を超えないようにする
・別の会社で副業をする場合は、月80時間以内で働くようにする
・会社によっては副業を禁止しているところもあるので注意
うまくやれば育休中に始めた副業が、本業なみの収入を得ることもできるかもしれませんよ。
育休の終了日について考えたことはありますか？終了日が数日ずれるだけで、数万円損してしまうかもしれませんよ。損しないためにはこちら。
それでは今回はこの辺で。あずでした。
これを読んでおけば間違いなし！
